SF・ホラー・ファンタジー

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妖怪馬鹿 完全復刻 (新潮文庫 き 31-1)
京極氏の描いたパロディ漫画の数々を見るだけでも楽しいですし、妖怪馬鹿たちの気ままな座談会に引き込まれて行く事間違い無しです。京極ファンなら、必ず入手すべし。...
幽談 (幽BOOKS)
京極夏彦というヒトは作品に触れる度にその人物像に近づくようで遠ざかる感じがあります。ご本人同士がどう感じられるか解らずに無責任な発言をさせていただくと、私にとって京極先生と漫画家「しりあがり寿」先生......
対談集 妖怪大談義 (角川文庫 き 26-50 怪BOOKS)
京極氏をコーディネータとして多士済々の面々との妖怪に関する対談を収録したもの。ただし、丁々発止と言ったやり取りはなく、京極氏のトーンが全体を支配している。 水木先生、養老氏との対談では、まず水木先......
〔MF文庫 ダ・ヴィンチ〕怪談実話系 書き下ろ怪談文芸競作集 (MF文庫 ダ・ヴィンチ ゆ 1-1)
数名の作家によるオムニバス式の怪談。 バラエティーに富んだ内容で大変面白いです。 続きはどうなったの??という話もいくつかあり、後日談のヒントがないか思わずあとがきをチェックしてしまいました。(特に......
ルー=ガルー 忌避すべき狼 (3)(リュウコミックス) (リュウコミックス) (リュウコミックス)
デビューから随分経つのに人気が今更急上昇した、京極夏彦原作のコミック。同じく京極作品原作の「魍魎の匣」のコミックが高評価を受けている。本、原作が良すぎるとコミックなどはスベルものだが、京極作品原作の......
東京島
私が初めて体験した桐野作品は『リアル・ワールド』で、当時青春真っ盛りの私にとって、余りの読後感の後味の悪さにショックを受けてしまい、それ以来桐野作品からは距離を置いていました。 そんな私も年齢を......
巷説百物語 1 (1) (SPコミックス)
◆第一話「小豆洗い」 越後の難所・枝折峠。 旅の僧・円海は、雨宿りの小屋で奇妙な一行と出会う。 その中のおぎんという女が百物語として語った、 山猫に化かされる哀れな花嫁の話に、 ......
コンティニューvol.38
tvk「saku saku」のファンなので、大特集30ページが嬉しかったです。 しかし、「黒幕が語る名場面BEST6」というのは、少し中途半端な印象でした。 2005〜2007年をそれぞれ見せてくれ......
白蛇教異端審問 (文春文庫 き 19-11)
なんだかおどろおどろしいタイトルですが、これは『OUT』、『柔らかな頬』などで有名な作家、桐野夏生さんの作家デビュー12年目にして初のエッセイ集です。 桐野さんというとその外見から「クールなミス......
魍魎の匣 1 (1) (怪COMIC)
京極夏彦の作品を漫画化したものとしては他に『巷説百物語』、『ルー・ガルー』を知っていますが失礼ながらこの作品ほどの完成度(再現度)はないように感じます。 この作品は、絵の完成度もさることながら、......
I’m sorry、mama. (集英社文庫 き 16-2)
人間は、どこまで邪悪で残酷になれるのか。 あまりに悪意に満ちた物語で滑稽ではあるけれど。 極悪非道な中年女の主人公が目まぐるしいほど際立っていて、読み進めると止まらなくなった。読み終わるまでに一度も......
百器徒然袋-風 (講談社文庫 (き39-12))
主人公榎木津探偵の能力は、探偵小説としてはありえない能力である。反則でしょう、これ。しかし、あまりおかしいとも感じずにすらすらと読めてしまう。そうゆう能力があるんだから仕方がないじゃないかと読ませる......
ルー=ガルー ―忌避すべき狼 (1) (リュウコミックス) (リュウコミックス)
原作を読んでいると、結構ギャップを感じます。いや、そこが良いとも言えますが。 絵も話の展開のアレンジも良いです。オリジナルの要素も多数入れられているので、原作を読んでいなくても大丈夫でしょう。 京極......
妖怪の理妖怪の檻 (怪BOOKS)
創作活動の中心に常に「妖怪」を置いている、京極氏の本格的な妖怪原論というべき書物。江馬努、井上圓了、柳田國男などがそれぞれの学問展開の中で、「妖怪」と現在括られている存在・現象をどのように把握してき......
秘宝迷宮 魔界都市ガイド鬼録 (ジョイ・ノベルス)
「宝探し」というのは、ワクワク心を掻き立てるものがあるらしい。 本作はそれを扱っていて、なおかつ舞台がであるから、楽しく読めた。 美人民俗学者・冴葉美樹(菊地読者にはニヤリとさせられる設定が!)と......
タイスの魔剣士―グイン・サーガ〈111〉 (ハヤカワ文庫JA)
剣闘士として戦うことになったグインが、前哨戦として様々な人と戦っています。 これまでの物語にはない要素で、特に何にも考えずに読めます。 一休みにはもってこいですが、そろそろ物語りの進展に期待したい......
タイムスリップ水戸黄門 (講談社ノベルス)
正義の味方、水戸黄門が現代にタイムスリップ。 現代の悪を華麗に華麗に裁く。 過去の人間が現代にタイムスリップしてきたら。 そういう空想がまた面白い。 タイムスリップネタってどうしても細かいところ......
メイズプリズンの迷宮回帰―ソウルドロップ虜囚録 (ノン・ノベル)
ペイパーカットシリーズの第三弾。 ただ第三弾という表記がどこにもなく、間違ってこれから読む人もいそうです。 その場合、内容が全く理解できないかもしれません。続けて読んでも理解し難いのに。 内容として......
永遠のリューイ
猫と人間の間の友情のお話です。 中学生くらいの方だと、自分が猫になったかのように、 猫の世界を物語の進行とともに、旅することでしょう。 最近、とても辛いニュースが多いですが、 この物語は、そうした中......
夏の魔法 (ミステリ・フロンティア)
哀しい、とても哀しい物語でした。 幸せをずっと願いながら読みました。途中で止められませんでした。 ミステリ・フロンティアということでしたので ミステリという要素もありましたけれど そこに重点はおかれ......
つばき、時跳び
熊本を舞台に、語り手の男と、つばきという女の間に繰り広げられる、時を超えた出会いと別れのロマンス。タイムトラベルとロマンスの相性はとてもいいものですが、この小説も、そのふたつを使って心地よく、切な......
快楽の都―グイン・サーガ〈110〉 (ハヤカワ文庫JA)
ずいぶん賑やかな都市のようです。 やっかいなタイス伯爵に気に入られた御一行。大変です。 新キャラ、スイランさんの実力や個性も明らかになってきてます。 察しのいい人なら、ぼちぼち彼の正体のメボシが......
メロス・レヴェル (幻冬舎文庫)
設定はとてもよく出来ているのだが、各章、核心に着く前までがとてもまわりくどい書き方で途中で飽きてしまいます。また各章のクライマックスが終わった後、尻切れトンボ・・・。また、終盤でで主人公が変わってし......
サラマンダー殲滅(上) (光文社文庫)
テロで夫と娘を失った女性の復讐譚で、それだけなら小説の世界では「よくある話」でしょう。 ただ長い物語りながら、枝葉をうまく端折ったスピーディな語り口に載せられてページをめくるうちに、物語世界にのめり......
サラマンダー殲滅(下) (光文社文庫)
上巻から続く復讐の物語は、下巻に入っても勢いをまして続いていきます。 この物語を印象深くしているのは、物語が閉じた後にのこる寂寥感だと思います。 何のために復讐をしたのか、何のために命を賭けたのか、......
新・魔界行 天魔降臨編―新バイオニック・ソルジャー・シリーズ〈3〉 (ノン・ノベル)
菊池氏の悪い癖に 〈物語を盛り上げて盛り上げて、その挙句に竜頭蛇尾・尻切れトンボで終らす。しかし何故か 巻末では自信満々に『俺はやり遂げたぜ!』的な読者置いてけぼりの後書きを書いている。〉 と......
豹頭王の挑戦―グイン・サーガ〈109〉 (ハヤカワ文庫JA)
巻を重ねる毎に重々しく(女々しく?)なっていく登場人物達の中にあって、 「マリウス座長、よくぞやってくれました!」っという感じ。 彼の本領発揮です。そして、スーティの大物ぶりも微笑ましい。 こう......
下町の迷宮、昭和の幻
人生の転機や危機に瀕した人々が出会う怪異を描いた短中編です。 10個の話からなります。 直接、幽霊などを描いたものは少なく、状況、雰囲気が中心となっています。 そのためか、雰囲気に呑まれてしまいま......
タイムスリップ明治維新 (講談社文庫)
前作「タイムスリップ森鴎外」では明治時代の文豪森鴎外が現代にタイムスリップしてしまい、どたばた劇を演じたが、本書では"森鴎外"のヒロインうららが明治時代にタイムスリップしてしまう。 未来から来てい......
ジュラ紀終焉
過去の日本に本当に恐竜が住んでいたとは驚きだ。 そのロマンあふれる世界へ友人や愛する彼女とタイムスリップ しかしこの世界は生命史上まれな弱肉強食の掟が支配する過酷な世界だった。 勝てるか、恐竜たちに......
容疑者Xの献身 (文春文庫 ひ 13-7)
ストーリーは良いですが、表現力に欠ける。直接的な表現ばかりでイライラしました。文字を読みましたって感じです。映画が待ちきれなくて、文庫本も待ちきれなくて、3倍高いほうを買ってしまった。 ガリレオシリ......
おそろし 三島屋変調百物語事始
いつ読んでも宮部ワールドは、ホロリさせられます。縁談が決まり幸せの絶頂から、奈落へ。気づきもしなかった、おごりと誤解から、おちかとその家族や周囲の人々は、重い枷を背負うことになります。実家にいられな......
妖怪馬鹿 完全復刻 (新潮文庫 き 31-1)
京極氏の描いたパロディ漫画の数々を見るだけでも楽しいですし、妖怪馬鹿たちの気ままな座談会に引き込まれて行く事間違い無しです。京極ファンなら、必ず入手すべし。...
幽談 (幽BOOKS)
京極夏彦というヒトは作品に触れる度にその人物像に近づくようで遠ざかる感じがあります。ご本人同士がどう感じられるか解らずに無責任な発言をさせていただくと、私にとって京極先生と漫画家「しりあがり寿」先生......
τになるまで待って (講談社文庫 も 28-36)
…と、ツッコミをつい入れてしまうようなラストでした。 こういう運び方もあるんだな、と、森さんの自由さに感服。 学生たちの会話が好きなので、このシリーズはいつも楽しみにしてます。 まるでその会話を近......
不連続の世界
「不連続」をテーマとした全5編の短編小説。 既作「月の裏側」の登場人物の一人である、 塚崎多聞が主人公として活躍するミステリ。 既作を見る必要は全くありません、既作で名前だけ登場した 奥さんも登場......
対談集 妖怪大談義 (角川文庫 き 26-50 怪BOOKS)
京極氏をコーディネータとして多士済々の面々との妖怪に関する対談を収録したもの。ただし、丁々発止と言ったやり取りはなく、京極氏のトーンが全体を支配している。 水木先生、養老氏との対談では、まず水木先......
スカイ・イクリプス
21世紀に蘇った『かもめのジョナサン』とも云えるのではないか。 SF的なキャラクター設定・世界観を採りながらも、 本シリーズの中身は、実は純文学だ。本作はその番外短編集である。 他人を痛いまで......
「スカイ・クロラ」フィギュア付BOXセット スカイ・クロラバージョン
単行本が全巻入っている分けではないので注意。 これに入ってるのは「スカイクロラ」1冊のみ。 「スカイクロラ」が2000円として そうするとダイキャスト製モデルが6400円という事になる。 決して悪く......
〔MF文庫 ダ・ヴィン〕怪談実話系 書き下ろし怪談文芸競作集 (MF文庫 ダ・ヴィンチ ゆ 1-1)
数名の作家によるオムニバス式の怪談。 バラエティーに富んだ内容で大変面白いです。 続きはどうなったの??という話もいくつかあり、後日談のヒントがないか思わずあとがきをチェックしてしまいました。(特に......
件獣 人工憑霊蠱猫 (講談社ノベルス)
人工憑霊の四作目。蠱猫、白澤、渾沌王の三冊が一編を成す関係上、寧ろ二作目というべきだが。これも時間的にいえば前作とあまり離れてはいない。小作りなところも同様で、何とか鬼面人を驚かす場面を作りたいのが......
No.6 (#4) (YA!ENTERTAINMENT)
とりあえず、児童書の棚には置かないほうがいいと思うんだ。 「腐向け」とかそんなかわいいもんじゃないよもう。 バッテリーのときも思ったけど、登場人物のからみで展開がぶった切られるんだよなぁ。 もういい......
シフト ―世界はクリアを待っている―
話や内容は他の人が指摘している通りなので割愛させて頂きます。 このうえお久光氏、私はこのシフトで初めて読んだんですけど文章酷いですね。 「!」 「……」 を多用し過ぎですし、「!」だけってど......
TOKYO WAR MOBILE POLICE PATLABOR
場版パトレイバー2の監督自身の手によるノベライズにして、押井さんの処女小説である。 富士見書房から出ていた文庫版(イラストは末弥純)は既に廃刊になっており、エンターブレインからハードかバー版として......
燦めく闇
「たとえば、音楽のように愉しんで貰えれば、と思った次第なのだ」という、作中人物の語りがソノママ紹介になりそうな感じストーリーにがっつき、謎解き、じゃあなくて…距離をもってBGMのように読める怪奇幻想......
空の中
本書を読み終えて、まず思ったのが、 「土佐弁、じかに聞いてみたい!!」というものでした。 高知出身の書評家・大森望氏が太鼓判を押し、 文庫解説では新井素子氏も激賞している本書の 土佐弁は、じつにみ......
ロリータ℃の素敵な冒険
香山リカっぽい麒麟の少女趣味は若い子にはわかるまい(笑)お勧めの箇所は後半ロリータ℃を殺そうとする少年少女達のところ。ありがちで据わりが良すぎるあまりに陳腐ないかにもキャラクタな彼らの問答は同じく陳......
錬金術師の伝説
一見、難解そうな錬金術の世界を、錬金術の思想的哲学的な部分よりも、それを扱う者たちに焦点を置いたのが良く、非常にわかりやすいだけでなく錬金術の奥深さや魅力も垣間見せてくれるのが本書の特長です。紹介......
SF Japan vol.9 (ロマンアルバム)
特集部分は、『イノセンス』に先立つSF小説の世界を、電脳、犬、恋愛、人形、ミステリーの要素から紹介したり、SF作家やミステリ作家が短編を書き下ろしたりと、文化祭みたい。なによりみんなこういう世界が好......
トリシア、ただいま修業中! (エンタティーン倶楽部)
落ちこぼれ魔法使い見習いの女の子が幼馴染や仲間、森の動物たちと交流して、自分を見つけそこに向かって突っ走ろうとする物語。 子供向け(買うまで子供向けとは知りませんでした)なので、ボリュームそのものは......
ファンタジー・ブックガイド
本書の扱っている範囲には、日本/海外の作品から児童書とカテゴライズされている作品も多く含まれておりますが、SFやミステリとの境界線上にあるような作品は除外されているようです。あとはライトノベルの類も......
走る男
アド・バード、水域、武装島田倉庫〜シーナさんのSF3部作が大好きで、久々にあのシーナワールドに身を浸そうと思ったのですが、全然違いました。もっとシュールで不思議な感じの作品でした。ある意味ファンタジ......
10センチの空
たとえ、空を飛ぶ能力が半分になっても、信頼できる友と分かち合うことができることが重要かもしれない。また、たとえ実現できなくても、小さい頃からの夢を持ち続けることも大切なのかもしれない。夢も目標もなく......
楽園の知恵 -あるいはヒステリーの歴史 (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)
独自の美意識を感じさせる言語感覚をもって、現実と妄想狂執のあわいを侵食するようにドロドロと溶かし込んでいく様が、非常に不気味でありおぞましくも魅力的であり、気持ち悪いのに昂然としてしまう、見たくない......
僕は天使の羽根を踏まない
なぜ「『僕は』天使の羽を踏まない」のか。 なぜ、かつて別のタイトルで出されていたこの本がこのタイトルで、 この時期に出されたのだろうか? この作品のタイトルである『天使の羽』とはなにか。 傷つい......
痴情小説
「痴情小説」というより「痴狂小説」という感じひたすら心より身体って感じでしたセックスに溺れているけど、皆幸福そうでない相手の人格でなく、身体だけに狂う痴情はどこかもの悲しいその悲しさ、侘しさが岡山弁......
メキシコ人はなぜハゲないし、死なないのか
明川哲也って誰。 得体の知れ無さに興味が湧いて、よくわからないけど借りた。そして爆読。 参った。 あまりにも面白くて、読んでいる途中から残り頁が少なくなるのが寂しかった。 明川哲也というのは旧・ドリ......
獣の奏者 I 闘蛇編
緻密にがんばって作っているのは、わかりますが、物語の進み方があまりに遅すぎるのと、秘密が多すぎるのが、難点でした。 ここまでいろんなものをかくして伏線にする必要はないだろう、と。 設定がきっちり寝ら......
獣の奏者 II 王獣編
読み出したら止められなくなる本。もし次の日に持ち越す場合は、 朝目が覚めた時に、今日も続きが読めるとわくわくさせてくれる本でした。ラストまでは。 あの状態であのラストでは、作者に何か急用でも出来たの......
マルドゥック・ヴェロシティ〈1〉 (ハヤカワ文庫JA)
日本SF大賞を受賞したマルドゥック・スクランブルの続編。 少女娼婦バロットと中身親父の万能ネズミ型アイテムウフコックの魅力的なコンビが活躍する前作とはまた違い、より人の醜さや都市の暗黒面が描かれてま......
エピタフ (角川ホラー文庫)
表題作の「墓碑銘」についてですが、やたらと場面の時間と場所がころころ変わるので、非常に読みにくいです。最初の方はまだよかったんですが、読み進めるにつれて「それは必要なのか?」と思うような回想やら何や......
縫製人間ヌイグルマー (ダ・ヴィンチ ブックス)
涙が落ちるのを抑えるのがやっとだった。 「縫製人間ヌイグルマー」第一七回 反撃高円寺作戦。 電動車椅子の少年テツとガマ安連のゾンビとの戦い。 これはすべてのマイノリティーへの賛歌である。 先天的障......
姉飼 (角川ホラー文庫)
タイトルや解説をいろいろ読んでしまい、過剰に期待していたためにイマイチな感想。後味が悪いと言うか、結局姉ってなんなの!?もっと姉について掘り下げて書いて欲しかった。もっと長編で読みたい話しです。あと......
麗しき巡礼の姫―黄金の魔女が棲む森 (トクマ・ノベルズEdge)
前作より、さらにヒロインのシフが魅力的でした。この破天荒なキャラと冷静沈着なレギウスの掛け合いが本当に漫才のようで面白かったです。今回はそこへ、エウドクシアやヴァルターという新たなキャラが加わってこ......
幽霊の径 (カドカワ・エンタテインメント)
主人公は桂木令子という可愛い高校生です。 ところが、彼女の出生には秘密があるようで、「生まれてきたのは間違い」とか、「約束が違う」とか、気になる発言が周りから連発します。 その一方で、彼女は霊が見え......
かぐやひめの遺伝子 (エンタ・ミステリシリーズ)
「しりあがり寿」が好きなので、 彼のイラストにピンと来て、この本を手に取った。 読んでみたら面白いし、大泣きしたところも2ヵ所あった。 作者は自分と同じ岐阜県の人なので(関係なくても)嬉しいし、 ......
二百年の子供 (中公文庫)
子供が失われる時代に――勿論、大人も同じ――、子供を通して私たちに訴えかける 一冊です。 今、絶対に失ってはならないもの――想像力、歴史認識、そして現在――に気付かさ れます。それが果たして何なの......
準回収士ルシア―世界は美しく、人の心は醜い。 (トクマ・ノベルズEdge)
読んで驚いたのですが、非常に真っ当なハードボイルドSF。入り組んで謎めいた物語を重厚に紡ぐ様は、翻訳紹介される英米SFの水準に見劣りしないです。科学考証よりも伝奇性とキャラの語り口に重きを置いた。探......
NIGHT HEAD 5 (講談社文庫)
わたくしが初めて゜「NIGHT HEAD」にであったのは まだ武田真治と豊川悦司が人々にやっと知られ始めた 頃だとおもいます。 超能力全盛時代だったのでしようか。 兄弟の優しさと狂気はとうじとて......
氷海の狼火―魔大陸の鷹シリーズ (ノン・ノベル)
新島を目指し北極海を突き進む一隻の巡洋艦「黒姫」。かの貴婦人に襲い掛かってくる新鋭戦闘機や謎の潜水艦。ようやく辿りついた島を守る恐竜たち…。こうやって並べると胡散臭い物語のように感じなくもないが、......
ウォッチクリスタル
とても奥が深く、おもしろい本です。引き込まれるように、一気に読んでしまいました。 友人同士の障害者の女性と健常者の女性が、ひょんなことから、魂(中身)だけが入れ替わってしまうという物語ですが、これは......
大進撃!戦艦大和の真珠湾潰滅作戦〈3〉 (ジョイ・ノベルス)
この本は、見てのとおり戦争の本です。その戦争の中を、うまく描き出したのがこの本です。敵は、日独伊三国軍事同盟を破棄してきたドイツと、独米英三国軍事同盟を結んだアメリカとイギリスです。その三国の軍がジ......
不連続の世界
「不連続」をテーマとした全5編の短編小説。 既作「月の裏側」の登場人物の一人である、 塚崎多聞が主人公として活躍するミステリ。 既作を見る必要は全くありません、既作で名前だけ登場した 奥さんも登場......
〔MF文庫 ダ・ヴィンチ〕怪談実話系 書き下ろし怪談文芸競作集 (MF文庫 ダ・ヴィンチ ゆ 1-1)
数名の作家によるオムニバス式の怪談。 バラエティーに富んだ内容で大変面白いです。 続きはどうなったの??という話もいくつかあり、後日談のヒントがないか思わずあとがきをチェックしてしまいました。(特に......
蒲公英草紙―常野物語 (集英社文庫 お 48-5)
常野一族という一風変わった一族がいる。 『光の帝国』で、春田の血筋の書見台が一族ではない家に所蔵されていたとちらりと出てきた。 その書見台を有していた旧家と集落を中心に、19世紀末の「にゅう・せんち......
「恐怖の報酬」日記―酩酊混乱紀行 (講談社文庫 お 83-6) (講談社文庫 お 83-6)
飛行機恐怖症という自分との共通点で、「そうだ!そうだ!」とまず、共感して読み始めてしまいました 作者の作品とは別のにんげんらしさ、かわいらしさが満載!? アップテンポで 爽快感100% イギリス......
夏の名残りの薔薇 (文春文庫 お 42-2)
恩田陸には珍しいミステリ小説。 物語の舞台は年季の入ったホテル。 そこでは毎年沢渡の三姉妹によるパーティが開催されていた。姉妹の招待された客たちはそれぞれ嫌なウワサがあり、張りつめた関係だった。だが......
猫と針
彼女の作品、たまに理解できないものがあるんだけど、これもそれ。一応謎らしきものはあって、部分的には解決されるんだけど、「なるほど」とか「そうだったのかぁ」みたいな解決感は一切なし。登場人物にも特に感......
いのちのパレード
■早川書房のドル箱叢書《異色作家短篇集》(18巻、1959‐1963年)は、リチャード・マシスンやロバート・シェクリィやジョン・コリアなどの幻想怪奇風味溢れた極上短篇がぎっしり詰まり、読書家に愛され......
本からはじまる物語
「本」や「本屋」に纏わる18の短編集。 ただ単に「本」といっても そこから始まる物語は幾重にも広がって行く。 恋愛物あり、SF物あり、ミステリー物あり、 作家によって大きく変わる本に纏わるエトセトラ......
派手な砂漠と地味な宮殿
シリーズ化して続編が次々出そうなほど内容が盛りだくさんです。 外見をすべての基準にして話が進みますが、外見によって左右されるその人への周囲の扱いが、さらにその人の特性を純化させて周囲に影響を及ぼす......
上と外 上 (1) (幻冬舎文庫 お 7-9)
ほんとにおもしろいです!!一気に読めちゃいますよ。分厚いけれど読みやすいので気になりません。冒険といった様相ですけれど家族関係についての各個人の心の葛藤についても書かれていておもしろいです。家族って......
上と外 下 (2) (幻冬舎文庫 お 7-10)
こういう冒険ものが大好きなので面白かった〜満足です。上、下巻と厚くて読み応えたっぷり。両親が離婚して父方の祖父にひきとられた兄、母と二人で暮らすようになった妹。夏休みの恒例行事として再会する元・家族......
青春鬼―魔界都市ブルース (ノン・ノベル)
<魔界都市ブルース>でおなじみの魔人達にも青春時代があったことに、とても新鮮な驚きを感じた一冊でした。魔王伝から15年。かのキャラクターも登場し、かつて魔王伝に魅了された人はもちろん、今回はじめてこ......
幽幻街
いろいろな本や雑誌に発表された短編を集めたもの。一度読んだことのある作品も多かったですが、2回目でも十分楽しめました。恐怖にも、いろいろな種類、形、表現があるものだ、どうして、こんなアイディアが出て......
妖愁
雑誌や「異系コレクションシリーズ」に発表された短編ホラー10篇がまとめられたもの。読んだことがあるものも多かったが、二度読んでも、独特の雰囲気を楽しめた。いろいろな時代の不思議な物語には、異教の神も......
ブルー・ソルジャー 完結篇―蒼き影のリリス (C・NOVELS)
とにかく表紙イラストがカッコ良くて購入という不純以外の何者でもございません。内容は平たくいってまうと、略戦闘マシンの不死者ブルーソルジャーに、四鬼千光なる最悪の殺人鬼がリリス、秋月と鄙びた温泉街(笑......
魔界医師メフィスト―夢盗人 (講談社文庫)
夢を失った生活とはどんなものだろうか。夢という超自然であり複雑な現象について語られるこの巻、粒ぞろいの魔界医師シリーズだが、主題以外のものも特筆すべきモノがあると思う。尚この巻で眠り男チェザーレにつ......
夢幻戦記〈13〉総司紅蓮城(上) (ハルキ・ノベルス)
前半は、禁門の政変から会津公の信頼を得て「新撰組」の名前をもらい、ついに「新撰組」が誕生する。その間、総司は未来予知の夢を見る。土方の力量発揮の「新撰組」の体制づくりが始まる。この静かな展開から、一......
恐怖の霧―グイン・サーガ〈90〉 (ハヤカワ文庫JA)
廃墟となったダーナムを出てクリスタルへ進軍するケイロニア軍を襲う怪異。さしもの勇猛を誇るケイロニア軍も魔道の前には無力で、今回はグィンもアモンの仕掛ける幻惑に惑わされる。ヤンダルゾックが本伝のメイン......
指 (角川ホラー文庫)
文体を「子どもの口語調」で記している試みは面白く、 不気味さを増すのに効果的だが、 肝心の作品内容はダラダラとした会話や風景描写が続くので、 たいへん退屈だった。 なぜ「指」がテーマとなっているのか......
ヤーンの時の時―グイン・サーガ〈87〉 (ハヤカワ文庫JA)
グイン暦の長い方は、かなり衝撃を受けます。いや、以前に2回ほど似たようなことがありましたが、まあ、今回は「三度目の正直」ということでしょうか・・・ とにかく、一度でも「グイン」体験者の方は読まな......
宝島 (下)―グイン・サーガ外伝(17)
正直、残念なできばえ。文章は冗長だし、数ページ前と状況が一致しないこともしばしば。スピードを自慢する前にきちんと推敲しろと言いたい。イシュトヴァーン主人公の外伝というと、どうしても「幽霊船」や「ヴァ......
宝島(上)―グイン・サーガ外伝(17)
本編は公約どおり(笑)休憩で予告どおりの外伝ですが、若きイシュトバーンの冒険記です。外伝とはいうものの「ヴァラキアの少年」、「マグノリアの海賊」に続く、話となっております。もっとも、読んでなくても......
運命の糸車―グイン・サーガ(86)
アムネリスのファンというわけではないのですが、シリーズ初期からのキャラがこうあっさりと舞台を降りることになってしまったことがとても残念です。イシュトヴァーンを憎むという役どころを与えられているのであ......
壁 (ハルキ・ホラー文庫)
最初は淡々とありふれた日常が描かれている。しかし、突然ある場面から怪奇的な状況が始まる。われわれは、その原因が怪奇的なものに限らず、何か問題が起こってから、それをさかのぼって「検証」することによっ......
蜃気楼の彼方―グイン・サーガ(85)
ここ10巻ほどで、かなり疲労感を感じてきました。というわけで、私はここでリタイアです。暗い文章、ページ数の割に内容が薄い(進展しない)記述。初期の勢いと雰囲気はすでにありません。残念です。ここのとこ......
劫火―グイン・サーガ(84)
今回グィンは登場しない。久々のマリウスとリギア。スカールと別れて間道を行く傭兵のいでたちのリギアがスカールのうわさを耳にし、追いかけるところから始まる。とこが出会ったのは奇襲のため隠密行動をとるイシ......
夢幻戦記〈11〉総司乱菊抄(上) (ハルキ・ノベルス)
初登場は、魔界公爵アスタロト。 復活してきたサキ・ローランドと総司の壮絶な戦いの中で、追い詰められた総司に魔剣エマティーユを与え、戦いに関与する。彼の目的は何か?今後重要な役割を果たしそうな予感がす......
嵐の獅子たち―グイン・サーガ(83)
読み終わっても、タイトルの意味も、オビのコピーの意味も不明。「獅子たち」ってだれのことかなー? 「リンダをさらなる苦難が待ち受ける」って、なんかあったっけ? まあ、そんなことはどうでもいいのだが、い......
アウラの選択―グイン・サーガ(82) ハヤカワ文庫JA
グインサーガには、読んでいて背筋がブルブルっとくるような大河的スペクタクルのシーンが時々あります。この巻にも十巻ぶりくらいに味わう大規模ブルブルがありました。説明セリフが多かろうが、やたらセリフに「......
魔界の刻印―グイン・サーガ(81)
グインがレムスについて「よくしゃべる」などと論評していたのには笑った。そういうあなたも、たいへんな長広舌ですぜ、王様。イシュトはもともとそういうキャラクターだからよいとして、この世界のキャラクターた......
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